3月頃に友人が盲腸で入院しました。
退院してから、それまではほとんど気にしていなかった
“便秘”が気になりだしたようで、
「何か便秘にいいものない?」と聞いてきたので
あまり彼女が生活を変えなくてもいい程度から
始められたらいいなと思い、
●ご飯をあえて“お冷ご飯”に代えること
●ビフィズス菌サプリ「日々ズス子」を飲むこと
この2つを始めてもらいました。
温かいご飯を、お冷のご飯に代えるとは
どういう事かというと、
炭水化物に含まれる糖質は、
冷えると“レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)”
と呼ばれるものに変化します。
このレジスタントスターチは、
腸内では食物繊維と同じ働きをするため、
ビフィズス菌や酪酸菌のエサとなります。
↓ ※NHK BSプレミアムより
エサにありついたビフィズス菌や酪酸菌が
“短鎖脂肪酸”を作り出す。
↓
短鎖脂肪酸が大腸の筋肉を刺激し、
腸の蠕動運動が活発になると
便が押し出されて便秘が解消する。
という流れになるわけです。
なので、効率よく短鎖脂肪酸を体内で作り出すために
レジスタントスターチと、
ビフィズス菌を食べてもらったところ、
ビックリするくらい毎日便がではじめ、
毎日どころか、一日に2~3回でるようになったと、
すごく嬉しそうに報告してくれました。
また、コロコロのカタカタうんちだったのが、
ツルンとした便が出始めたとの事。
それは短鎖脂肪酸が分泌してくれた
“粘液”のおかげなのですが、
粘液は便の方だけでなく腸壁全体を覆って
腸壁を保護してくれる役目もしてくれています。
そんな風に便をツルツルにしてくれるビフィズス菌の
『日々ズス子』ですが、
先日もメルマガでお伝えしたように
キャラクターが変わっております(笑)
最初は、あまりの変わりようにビックリし、
極端に画風が違うので“中国の偽キャラクターのようだ”
とまで言ってしまったのですが、
な、な、な、なんと家族がいました!
ここまでのキャラ設定を作って
書いて下さっていた事を知ったら、
新しい“ズス子さん”が途端に愛しく思えてきて、
ずっとこの画風のズス子でいくことにしました。
今のところ、出番がどうなるのか全くの未定なのですが、
ズス子さんのご家族をチラッとご紹介いたします。
この絵では一体どんな家族構成なのか、
イマイチ分かりませんが、
きっと色んなストーリーがあるのだろうと思います(笑)
今後の展開に乞うご期待!
友達の便秘の話しにはまだ続きがあります。
実はその友人はうつ病を患っているのですが、
便秘が解消されてから、症状が軽快してきているとの事で、
いつも診て下さっている先生に報告したら
“薬の吸収が良くなって効きがよくなったのかもしれない”
との事で、薬の量をグンと減らしてもらえたとの事。
便秘を含む腸の環境の悪化が心の状態にも影響するというのは
最近よく言われている事ですが、
本当にそうなんだな~と私もとても勉強になりました。
腸内細菌叢はほんとうに些細な事で変化してしまいます。
ズス子さんが腸の隅々までお掃除してくれている姿を
想像しながら飲んでいただくと、イメージの力でより
腸の中がキレイになっていくと思います。
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