美味しいそば屋 ~そば義~

「もし、明日死ぬとしたら最期に何を食べたいか・・・」

みんなそれぞれ「あれ」って言うのがありますよね。
私の場合は、
「うちの母が漬けた白菜漬けのお茶漬け」か、
「うちの母が作ったかす汁」か、
「そば義の蕎麦」と決めております。

うちの母の料理は子どもの頃からの色んな思いが相まっての至高のメニューですが、
「そば義」は 単なる“美味しい~”なんて表現では全く追いつかない、
食べるという行為を芸術の域まで高めるってこういう事を言うんだな~と
心底感動する蕎麦なのです。

私はいわゆる “職人” の仕事が大好きで、
どんなジャンルのものでも自分の仕事にこだわりを持っている人が大好きなのですが、
この「そば義」のこだわりは、私の想像の上を行くこだわりで、
“食べに行く” というより、“食べさせてもらいに行く” という感覚でお店に行っています。

「そば義」のお蕎麦は兵庫県豊岡市出石町というところが発祥の “皿そば”です。
そば義.JPG

5皿で一人前なので、冷たい水でキュッとしめた蕎麦が5皿と、
薬味として、大根おろしと、わさびと、白ねぎと、山芋が出てきます。

名画を私が解説するのと同じくらい無粋な行為になってしまうので、
解説をする気はないので、蕎麦好きな方は是非ご自分で味わってみてください。

ちなみに、私は一人で10皿は食べるのですが、
私の食べ方は、1皿目~3皿目は何もつけずにそのまま。
4~7皿目までは、わさびをのせてダシをつけずに。
8~10皿目はダシや薬味をつけて。
って感じです。

その間、しゃべりません。
ほとんど椀子そばと同じ感じで、お店の方が並べて下さったお皿が机に着地した順に食べていきます。

こうやって食べていると、蕎麦がなぜ健康食と言われるかがよ~~~く解ります。
収穫したての野菜を食べたときに感じる、“あの感じ” です。
うちの主人はそれを “電子の味” と表現していて、
“還元電位が低い” って事が味覚で体験できるいい例だと言っています。

その証拠に、是非お店に行ったときは、お店の奥さんを見てみて下さい。
私は通い続けて20年くらいなのですが、奥さんは20年前からほとんど変わっていません。
そう “老けてない” んです!
お店を開店されたのが40年以上前、ご主人と結婚されてからだから、
それだけ単純にプラスしたとしても、むむむ、もしや・・・と思うのですが、
絶対にそんな年には見えないのです。

奥さんはご主人の打つ蕎麦に惚れて結婚されたそうですが、
やはり毎日食べていらっしゃるそうです。
その奥さんを見ていても、蕎麦のアンチエイジング効果を思い知り、
還元電位が低いものを食べることの大切さをいつも感じます。

なので、蕎麦がきたらしゃべっていてはいけないのです!

あ~。思わず熱くなってしまいました。

還元電位については、また近いうちに書いていきたいと思います。

場所は阪急の「逆瀬川駅」が最寄り。
もし、お近くにお住まいの方は是非近いうちに「そば義」へ。
遠くにお住まいでもお蕎麦が好きなら是非近いうちに「そば義」へ。
「そば義」のホームページ」

そして、他にもここの蕎麦は美味しいよ~という情報をお持ちの方は是非ご一報下さい!
超楽しみにお待ちしていますぴかぴか(新しい)

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