給食の牛乳

今日はアトピー児童の母が非常に心を悩ます問題の一つ「牛乳」について書いてみようと思います。

結論で言うと私はうちの子供には飲ませていません。

入学前の手続きの中で「牛乳は飲ませない事にしています」と学校側にお伝えしたら、
「面談しましょう」という事になり、
校長先生、学年主任の先生、給食の先生、栄養管理の先生と 私 の5人で話す機会を頂きました。

アレルギー検査の結果があれば、何の問題もなくすぐに許可を頂けるようですが、
うちの子の場合はアレルギー検査を受けていなかったので、事情を知りたいという事だったようです。

面談の中で、
○うちの子が本来はアトピー体質である事。
○現在は食事に気をつけているので、症状をコントロールできている事。
○牛乳を飲ませた事がないので、アレルギー検査で陽性反応が出る可能性が低い事。
○一度アレルギーになるほど摂取してから過敏性を下げるのは大変なので、アレルギー反応がない内から飲ませたくない事。
を伝えました。

そして先生方に納得して頂き、晴れて給食の時は『お水』(←水筒)という事でご理解頂きました。

1年生の途中で転校したのですが、転校先でも同じようにお話しをして、現在も『水筒」で給食を食べています。

ただ、献立中に食材として牛乳が使われている場合(ホワイトソース系)の除去はしていません。

学校給食の中で除去食に踏み切るというのは、お母さん達の中でもかなりハードルが高い行為に感じられている方がいらっしゃいますが、結局、給食風景の参観日に見てみたら、東京の小学校では同じクラスに5~6人、現在の小学校では同じクラスに2~3人いて、そんなに珍しい事ではなくなっています。

また給食の除去食のご相談の時に「他の子と同じものを食べさせてあげたいんです(涙)」という声をよく聞くのですが、肌に炎症が出ていない子でも牛乳が体に合っていない子は “たっくさん” います。
肌に炎症が出ているのは “余程のサイン” なので、体が発しているサインを受け止めてあげて下さいねとお話ししています。

牛乳を飲まなくてもカルシウムは不足しません。
そして、一生飲めないのではなく、腸が未熟な小学生のうちは・・・と期限を決めてもいいかもしれません。

心配されているお母さんのために、今「カルシウム豊富な食品」と検索してみたら下記のページが出てきました。
「簡単!栄養&カロリー計算」のカルシウムのページ

このページのデーターで言うと、
食品100g当たりのカルシウムの含有量 単位:mg

牛乳(普通) 110 に対し、
ひじき(乾) 1400
干しえび  7100
煮干し 2200
えんどう豆(塩豆)1300

笑っちゃうのが
インスタントラーメン 430
でした。

牛乳とひじきの比重の違いがあるので調整したとしても、ひじきと大豆を煮て晩御飯で食べさせておけば安心ですね!(ひじきの重金属の問題はまた追々・・・)

そしてもう一つ、【衝撃】牛乳を飲むと早死にすることが判明…がんになるリスクも
こんな記事も読んでみて、牛乳神話&牛乳信仰を冷静に考え直すのもいいかもしれません。

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