食べ物に関するご相談

先日「痒くなるもの」の第2弾として “もち米” の事を書いたあと、そう言えば、2週間くらい前に “もち米” に関するメールを頂いていたな・・・と思い出しました。
お名前を伏せてご紹介したいと思います。

<東京都 Oさん(女性)20代>******************************************
産後、アトピーが悪化したようで、年中肌が荒れるようになってしまいました。
いろいろ試しているうちに、ルスピノワの化粧水に出会い、ヒリヒリしないことに感動してリピートしているのですが、福くんのブログを読んで、やはり食生活を改めないと私の肌は良くならないのかもしれないと思わざるを得なくなってきました。
気のせいだと思い続けてきたけど、さっき顔中が痒くなってポリポリしながらブログを読ませていただいてたところ、「もち米はヒスタミンを誘発する」という内容の記事を見かけました。
まさに今晩、おはぎを一つ食べたところでした。滅多に食べないおはぎ。滅多にならない顔中の痒み。
関連性がないと考える方が難しいことですよね…。

食生活の改善は本当に自信がなくて、お料理も得意ではないし、何から手をつければいいのかさっぱりわかりません。
ブログに、アトピーの人が食べないほうがいいものリストなどの資料を希望すると頂けると書いてあったのですが、数年前の記事だったのですが、まだ頂けるでしょうか?
アドバイスも頂きたいと思ってます。
よろしくお願いします。
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Oさんのメール文中に出てくる「福くんのブログ」というのは、私が2009年から2012年まで、思い立ったように月に1本くらい書いていた「アトピッ子福ちゃんのロハスな毎日」というブログの事ですね。
http://ameblo.jp/fukusukeblog/
私は頭の構造が昭和でどうしても紙印刷に気持ちが向いてしまい、ブログがなかなか書けず、あまりマメに更新していなかったのですが、その中に “もち米” の事を書いていたようです。

下記、Oさんに書いた返信にちょっと補足して掲載しますね。

<ゆう子返信>***************************************************
本当に残念なのですが、やはり食べ物と肌は密接に関係していますよね。
私もその事実から10年以上逃げまわっていたのですが、逃げずに受け入れて食事を改善したら、お肌の状態がドンドン変わっていきました。

食べ物のリストは、以前はご用意していたのですが、最近は、私自身が違う境地に入っているので、お渡しすることもなくなり、ご用意しなくなっていました。

食べ物に関しては、先日O様に商品をお送りさせて頂いた際に同封させて頂いたレターの32に書いてあるように、
●血糖値の乱高下による副腎疲労によってアトピーのような状態になっている方と、
●食べ物による遅延型アレルギーが起こっている方と、
●油の質が問題になっている方、

の3つに分かれるかなと考えています。

O様の場合は、産後に症状が悪化されたということなので、もしかしたら副腎疲労が大きく関わっているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

具体的に食べないほうがいいモノですが、まずは、血糖値を上げてしまうものなので、
「小麦」「砂糖」 ですね。

もち米がダメなのは、もち米はヒスタミンが出やすいからなのですが、授乳中ももち米は乳腺を詰まらせると言われていて、授乳中に食べない方がいいものは、基本的に血液があまりいい状態にならないのかもしれません。

小麦、砂糖ももちろん授乳中は良くないと指導されるのですが、もち米と、竹の子などのアクの強いものも、止めたほうがいいと言われます。

そして、体験的に牛肉と豚肉は食べると炎症が悪化します。
お肉を食べたい感じの時は、鶏肉と魚にすると、まだいいですね。
※補足
鶏肉、魚もヒスタミンが出るという説もある。
ただ私の今までの経験では、鶏肉と魚で、もち米や小麦、砂糖ほどに炎症が悪化する人はあまりいない。
鶏肉と魚で炎症が悪化する人は、ヒスタミンではなく、たんぱく質の消化に問題があると考えて対処した方がいいので、その際は一切の動物性たんぱく質をやめる。

油は、菜種油や、ごま油などをやめて、ココナッツオイルか、インカインチオイル、どうしてもの時は、オリーブオイルに代えます。

砂糖がどうしても欲しい時は、血糖値を一番上げないので「やし糖」に代えてくださいね。

お料理に砂糖を使わず、油に気をつけ、野菜中心で、和食を食べればそんなに食事の改善は難しくありませんよ。
※補足
「お料理にお砂糖を使わない」という所で、最初はみんなつまずきます。
イタリア人は日本人が料理にお砂糖を使う事がビックリなのだとか。デザートでもないのにお砂糖を使うって確かにイタリアンでは聞かないかも・・・。
そんな時は、お料理用のお砂糖を「甜菜糖」「やし糖」「みりん」に代えることから始めます。
本来「みりん」はもち米から作られていたりするのですが、輪屋でも販売している「味の母」はもち米が使われていないので、安心して使うことが出来ます。

食事と思いつつ、朝パンを食べていると、それだけで一日の血糖値が乱高下してしまう原因になります。
朝ごはんを食べるなら、ご飯とお味噌汁に変えるといいですね。
※補足
血糖値が上がると、インシュリンが出て血糖値を下げようとします。
血糖値が下がると、命の危険があるので無性に甘いものが食べたくなったりします。
そしてまた血糖値が上がると、インシュリンが出て血糖値が下がる・・・。
という魔のスパイラルに入ってしまうのです。
なので、朝一番にコーヒーと菓子パンを食べている人は明日の朝からご飯とお味噌汁に切り替えましょう!
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ザザザッと一番大まかに書いてしまいましたが、食べれないものが多すぎて絶句されてませんでしょうか???
それが一番心配です('ェ';)

それぞれについての理由や事例などはおいおい書いていきたいと思います。

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