アトピーのご相談を受けたとき、まず最初に質問するのは、
やはり食べ物のことです。
私自身 “何かを食べるのを我慢する” なんて事がトコトン嫌で
ずっと逃げ回っていた経験があり偉そうな事は言えないのですが
スキンアドバイザーとして色々なアトピーの方をみてきた結果
『食べ物を見直すのが一番早い』
結局いつもこれに行き着きます。
もちろん、塩素の問題もあるし、使っている洗剤や化粧品が問題になっているケースもあるし、アトピーは他にも色々な要因があります。
でも、体が一番影響を受けるものといえば、やはり食べ物ですよね。
もし、皮膚科のお医者様に「どんなものを食べていますか?」と聞いてもらえなかったら
そのお医者さんは(ピーーーーー)です。
アトピーを治す一歩は「自分の体を知ること」
アレルギー検査も100%ではない部分もありますが、自分の体の傾向を知るための手がかりの一つではありますよね。
まずは、病院で即時型(IgE)のアレルギー検査を受け、遅延型(IgA、IgG)のアレルギー検査も受けてみるといいと思います。
遅延型に関しては「根拠がない」という記事も見かけますが、
私の今までの経験では遅延型を調べて検査結果に従って数ヶ月間除去した結果
炎症がかなり軽減するケースを何度も見ているので、有効だと判断しています。
また、アレルギーの問題だけでなく、
風邪を引いたら おかゆと梅干しを食べますよね。
まさか風邪をひいてるのに焼肉っていう方はいらっしゃらないと思います。
なぜ病中病後はおかゆと梅干しなのかというと、消化力が弱るからです。
消化力は心理的ストレスがかかっても弱くなります。
アトピーは炎症が出ている以外は全く問題なく生活できてしまうので
見過ごしてしまいがちですが、
アトピーが出ているという事は、何かしら体のバランスを崩しているっていうことです。
体中に炎症が出ている人は体中で火事が起こっているのと同じことですよね。
火事が起こっているときは火事が起こっているときなりの食事というのを
考えるといいですね。
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