細胞が震えるモノやコト

大岡山の商店街で、「輪屋」をやっていた頃に売っていたお野菜は、無農薬・無化学肥料の今朝採りの野菜。今朝採りだから、今日が食べるのにベストタイミングなものです。

運んできた野菜の販売は2日間で終了。2日間でも、初日と2日目の最後では、野菜の勢いが違います。

今でも、当時お世話になっていた農家さんからお野菜を送っていただいていますが、あの「輪屋」で売っていた野菜にはかないません。

それくらい鮮度って大事なんですね。

あの「輪屋」で売っていた野菜は、やっぱり最高だったと思います。もう一度あのお野菜を食べたい。

原発の事故で、日本は「オーガニック」どころではなくなって、あの「輪屋」も死にました。

お店が無くなって5年になりますが、未だに当時のお客様から、閉店したことに対する愛情のこもったお叱りと、再開せよ!という命令(笑)をいただくことも度々です。

本当に愛されていたんだなぁ…と、ありがたい気持ちでいっぱいです。

世の中のすべてが輪屋になることはできません…どころか、輪屋並みの野菜が販売されているところも見たことがないですから、ほぼ絶滅種に近い存在なんだと思います。

スーパーマーケットを中心とした食品流通が普通です。その流通に問題があるわけでもないです。
これがなければ、多くの方の生活は大変なことになりますよね。

コンビニだってなくては困るものになりました。

その今あるものに感謝しつつも、生き物としての人間として、身体の芯から欲しているものが、どこにもないということに気づいている方もいるかもしれません。

本当に生き物として必要としているものを食べた時、「美味しい」を超えた満足感を得ます。

細胞が震える。

そんな感じ。

もしも、そのようなものに出会ったら、それを渡してくれた人、そこまで運んできてくれた人、収穫してくれた人、育んでくれた自然のことを思い出してください。

全国に、皆さんに最高のものを届けたい❗️と、日々頑張ってくれている人達がたくさんいます。

消費者ができるのは、そのような人達から、できるだけたくさん消費することだけです。

じゃんじゃん稼いで、その人達に貢いでください 笑

消費は世界を変えます。

輪屋
http://www.rinya.jp/

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