依存症は、「快楽を求め、不快を避けること」と言われますが、それって当たり前ですよね。
誰だって、ある意味、快楽を求めて、不快を避けています。
10年ほど前、指先に激しい水疱ができたことがあります。破れると汁が垂れてました。激しい痒みもあって、搔きむしると出血していました。
なんだけども、掻きむしっている最中は、ヨダレが出るくらい気持ちいい……どこかのタイミングでかきむしってやろう……みたいな、不快なのに、その掻きむしるタイミングを楽しみにしているような妙な気持ちがありました。
あの快感を、日頃は普通に生活していて、時々味わえる何かがあるとしたら、その誘惑に勝てるだろうか?…と、少し不安です。
精神をコントロールできず、現実から逃避して快楽を求める…そういう生活に陥る危険性は誰にでもあります。
一度そこに陥ると元に戻ることはなく、その危険性を知りつつ、新たな生活を生み出さない限り抜け出すのが難しいものです。
楽しいことだけやれば良い…それが、人生を謳歌することだという考え方もあります。快楽を求めないで何を求めるのだ?という人すらいます。
しかし、何かを成し遂げる…ということから、かけ離れたところに本当の幸せがあるのでしょうか?
何かを成し遂げる…までに起こる様々な出来事は、気持ちの良いことばかりではありません。
そして、何かを成し遂げるためにそこを超えていくのは、それがなんであろうと意味のあることで、必ず乗り越えるものであるはずです。
快楽や楽しさは、求めるものでなくて、得るものだと思います。
最高に素晴らしい愛すべき人生を求めた時に、自身の人生において成し遂げたいことを見つけ、そこに向かって生きていく。
その時に、本当のその人らしさが発揮されるのではないかと思います。そして、本当の幸福感を得るのではないでしょうか?
清原さんの事件を見て、そんなことを思いました。
元どおりにはなれないけど、今よりももっと大きな清原さんになれる。今はご本人も失意のどん底だと思いますが、大きな隠し事が消えた今こそ、今後の自分の命をどう使うのかについて、しっかり考えてもらいたいです。
どうやって隠すか?に使っていたエネルギーは半端じゃなかったと思います。
そのエネルギーを、世の中を良くする方に使ってください。
…って、今日はどこに向かうんだ…みたいな話になってしまいました 笑
みなさん!今日も愛してやまない人生を!生きてください^ ^